「記憶」ではなく「印象」に残す授業

元塾講師の綴る、実践に基づいた教育論。日本の教育を、より良くするために。

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目次

最初の記事

1にも2にも、生徒とのコミュニケーション ~「生徒の印象に残る授業」実践への道筋~【第1章】【02節】

授業を行う際に土台となるのは、先生と生徒の間のコミュニケーションです。

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そもそも「授業」を通して生徒に何かを伝えることは、

コミュニケーションの1つであることは言うまでもありません。

 

これは一見当たり前のことなのですが、当たり前のことだからこそ、

先生方には生徒とのコミュニケーションの取り方をここで一度見直していただきたい、

というのが私の願いです。

 

基本的なコミュニケーションが取れていなくては、

生徒の印象に残るような理想の授業を展開することはおろか、

普通に授業を進めることすら困難になるかもしれません。

 

むしろ、悪い意味で生徒の印象に残る授業になってしまう可能性すらあります。

 

普段の生活の中では、あまり自分のコミュニケーション方法について考える機会は

ないと思います。

 

いい機会ですので、本記事を通してご自身のコミュニケーションの取り方について、

一度立ち止まって見直してみていただきたいのです。

 

その一方で、コミュニケーションスキルと聞いても、

いまいちピンとこない方も多いかと思います。

本書ではNLPと呼ばれる、心理学に基づいた

  • コミュニケーション
  • 自己開発
  • 心理療法

に役立つ学問を紹介します。

決して難しいものではなく、授業中のふとした立ち振る舞いや、

言動を少しだけ意識し、改善するだけですので、きっと実践できます。

 

まずはこれを身に着けて、授業の土台としての、生徒との良好なコミュニケーションを

構築していただければと思います。NLPに関しては第2章で詳しく説明します。

 

次の記事 

生徒が納得できる「正しい教え方」 ~「生徒の印象に残る授業」実践への道筋~【第1章】【03節】 - 「記憶」ではなく「印象」に残す授業

 

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