「記憶」ではなく「印象」に残す授業

元塾講師の綴る、実践に基づいた教育論。日本の教育を、より良くするために。

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目次

最初の記事

コラム

先生は大事なことほどノートに書かかない生き物? ~Level3:子供の特性の授業への生かし方~【第4章】【コラム①】

私自身、長年教育を受けてきた過程で一つ気づいたことがあります。 それは、「先生は(生徒にとって)大事なことほど黒板に書かない」ということ です。 先生は(私自身が講師をしていた時もそうでしたが)、 その日の授業の中で教えるべきことを事前に整理…

落合元監督に学ぶコーチング ~Level2:先生が習得すべき「正しい教え方」~【第3章】【コラム②】

2004年から2011年の8年間にわたり、プロ野球中日ドラゴンズの監督を務めた 落合博満さんのことを紹介したいと思います。 落合博満さんは、現役時代は3冠王を3度獲得、また監督としても8年間のうち リーグ優勝4度という輝かしい成績を収めました。 その一方で…

先生は翻訳家に徹しろ ~Level2:先生が習得すべき「正しい教え方」~【第3章】【コラム①】

インターネットがこれだけ広まり、誰でも大量の情報にアクセスすることが 可能となった情報化社会において、先生の位置づけ・役割は以前と変わっている のではないか、むしろ変わるべきなのではないかと感じています。 最近の子供は、物心ついたときから身の…

生徒の成功体験を積み重ね、自己肯定感を高めることこそ先生の役目 ~Level1:生徒との関係を構築するNLP~【第2章】【コラム②】

「自分は大切な存在だ」 「自分はかけがえのない存在だ」 と思える心の状態のことを、「自己肯定感」と言います。 自己肯定感が高い人は、少々のことではめげず 「きっと大丈夫」 「やればできる」 と考え、いろいろなことにチャレンジできるようになります…

鋭利な刃物の扱い方 ~Level1:生徒との関係を構築するNLP~【第2章】【コラム①】

前節 人間は自分の考えを否定されたくない【第2章】【08節】 では、いくら正しいことであっても、それを相手に露骨に伝えただけでは、 相手はすんなり受け入れてくれないことを説明しました。 私は、「真実」は鋭利な刃物と同じであると考えています。 いき…

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