「記憶」ではなく「印象」に残す授業

元塾講師の綴る、実践に基づいた教育論。日本の教育を、より良くするために。

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目次

最初の記事

2014-09-27から1日間の記事一覧

★目次★

プロローグ 授業で印象に残っていること 一通の手紙 第1章 「生徒の印象に残る授業」実践への道筋 先生も、まずは基礎から 1にも2にも、生徒とのコミュニケーション 生徒が納得できる「正しい教え方」 相手は「子供」である 第2章 Level1:生徒との関係…

★参考文献★

1. 手にとるようにNLPがわかる本 加藤聖龍 かんき出版 手にとるようにNLPがわかる本 作者: 加藤聖龍 出版社/メーカー: かんき出版 発売日: 2009/08 メディア: 単行本 購入: 15人 クリック: 109回 この商品を含むブログ (16件) を見る 2. 先生と生徒の心…

先生の「自動アップデート」 【エピローグ】【03節】

「先生そのものを短期で入れ替える」 と言うと、やや過激な意見に聞こえるかもしれません。 しかし、既にそうした先生の入れ替えが常に実現されている教育現場があります。 それが、塾です。 塾には、正社員として何年も講師を続けておられる方がいらっしゃ…

最新の教育を施すことが求められる古い教育者 【エピローグ】【02節】

日本はこの20年間、「失われた20年」と呼ばれるほど、政治、経済、国際関係など 多岐にわたって多くの問題が付きまとい、”閉塞感”が国民を包み込む国として 推移してきました。 私のような、バブル経済を知らない世代からすれば、 「こうした閉塞感漂う国こ…

学校を作りたい 【エピローグ】【01節】

最後までお読みいただき、ありがとうございます。 本ブログは、特に塾で講師をされている方向けの、堅い言葉でいうと 「教育指導書」のような位置づけで書かせて頂きました。 私はかねてから、「塾」という教育の場の重要性を感じておりました。 それは、生…

先生は大事なことほどノートに書かかない生き物? ~Level3:子供の特性の授業への生かし方~【第4章】【コラム①】

私自身、長年教育を受けてきた過程で一つ気づいたことがあります。 それは、「先生は(生徒にとって)大事なことほど黒板に書かない」ということ です。 先生は(私自身が講師をしていた時もそうでしたが)、 その日の授業の中で教えるべきことを事前に整理…

生徒のモヤモヤを解消し、”!”を生み出す ~Level3:子供の特性の授業への生かし方~【第4章】【08節】

私事で恐縮ですが、私自身が学生の時の印象に残っている勉強の1つに、 三平方の定理(ピタゴラスの定理)の証明があります。 当時中学生だった私は、学校の授業で初めて三平方の定理を習いました。 その時、数学の先生は下記①の方法で三平方の定理を証明し…

子供は「自分ってすごい!」と感じたい ~Level3:子供の特性の授業への生かし方~【第4章】【07節】

教育において最も大事なことは、 子供に「自己肯定感」を持たせることである という点は、以前お話ししました。 ここからさらに一歩進んで、 肯定感から優越感を少し感じさせることも、時には大切です。 (優越感ばかりでは、それはそれで調子に乗ってしまう…

子供は型にはまらないことが好き ~Level3:子供の特性の授業への生かし方~【第4章】【06節】

子供は普段、学校や家庭で、型にはまった生活を強いられる場面が多いです。 例えば、 時間の枠:チャイムが鳴ったら席に着きなさい。 行動範囲の枠:ここから先へは入ってはいけません。 ノートの枠:罫線からはみ出ないよう、きれいに描きなさい。 これらの…

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